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■グッとくるかもしれない話

かもしれない~♪かもしれない~♪ 今日は物語ですョ('ω')

 

むか~し むか~し あるところに

神さまがいました

 

というか

その神さま一人しかいませんでした

 

独りぼっちの神様は大切そうに、自分の胸のあたりを温めています

 

どのくらい経ったかわかりませんが

温めていた胸のあたりには、小さな神さまの子供が芽生えていました

 

神さまとその子は、いつも一緒

その子は神さまと一つになっています

 

その子は、大きな木を見上げて、神さまに話しかけます

「ねぇ神さま あれはなぁに?」

 

すると神さまはこう答えます

「あれも私(神さま)だよ」

 

その子はまた美しい川を見て、神さまに聞きます

「それじゃぁ あれはなぁに?」

 

すると神さまはこう答えます

「あれも私(神さま)だよ」

 

「全てが私(神さま)だよ」

 

神さまの子は驚きと共に、あらゆるところに存在する神さまを見て、感動しています

 

 

 

そこからどれぐらい経ったか

ある時、神さまは、子にこう言います

 

「そろそろ準備が整った」

 

その言葉とともに、神さまは消えてしまいました

子供だけになってしまったのです

 

神の子は、急に一人になって

とてつもない不安に襲われます

 

来る日も来る日も神さまを探し歩きました

 

お腹がすいてぐったりしていたとき

目の前にの野ウサギがやってきました

 

野ウサギは神の子に話しかけます

「私は神さまだよ。私を食べていいよ」

 

 

「・・・・・。」

 

 

神の子は

「神さまを食べる…? 神さまを食べる…」

 

と、しばらく考え込んでしまいました

 

 

再び、ウサギは話しかけます

「私は神さまだよ。私を食べていいよ」

 

神の子は、生きるために神さまを食べました

 

次も

お腹がすくと神さまが現れて「神さまを食べて」といいます

 

次も、その次も…

 

 

神の子はいつしか、自分で狩りに行くようになりました


「私はウサギ狩りが得意」

と思うようになりました


 

そのころから、もう神さまの声は聞こえなくなりました


 

 

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この物語は、私は参加しているオンラインサロンの中で、実際に漫画で伝えてくれているお話です。

続きも書いてくれているので、私なりに、抜粋してまた書きますね

 

どうでしたか?

ぐっときますよね

 

今日の食事

素材ひとつひとつ

「神さまを食べている」ということになります

 

「いただきます」

という心をもう一度再確認したくなりますよね