アパリグラハ(貪らない)な人
聖者パタンジャリによってヨガの役割をわかりやすく教えた「ヨーガスートラ」(ヨガの手引書のようなもの)があります。そのなかで教えられている「8つの支則」アシュタンガのほんのひとつについて、私の知人が実際に言ったことを書きます
私の親愛なる知人は、存在するもの全て(人、モノ、植物、自然、その他全て)の「声」を聞くことが出来ます。
そのことで本人は悩んだ時期もありましたが、今は縁があって出会う人を助けています。
そんな知人に先日私はこう言いました。
「そろそろ相談料を取ったらどう?」
知人は仕事はしておりますが、お金が入るに越したことはないのです。
その場にいた別の友達も「そうだよ。そうだよ。仕事としてやったら?」と」勧めました。
ところが本人は
「お金はもらいたくないんだよね。自分に払うくらいならどこかにそれを、そのまま寄付してほしいんだよね。」
私は その言葉は本心なのか?と一瞬疑って知人の次の言葉を待っていました。
そしたら知人は次にこう言いました。
「お金じゃなくて 生活が苦しくなったら大根とかお米とが死なない程度の食べるものが欲しい。」
と
私はこの人は本心からそう思っているんだな
と確信しました
私はどうだろうか
ヨガやレイキヒーリングを仕事として人を癒すことを目的としてはいるが
自分の「欲」が先に出てはいないか??…
ヨガの「8支則」の一つ目の
1.ヤマ(避けるべきこと)
さらにこの中のひとつに「アパリグラハ」(貪らない)があります。
どんなに所有してもなお、欲する習慣を やめようとあります
これは
2.ニヤマ(追及すべきこと)
のなかのひとつである「サントーシャ」(知足)とリンクしてきます
「サントーシャ」は最低必要なものを持つシンプルな満ち足りた生活を楽しむことです
なかなか実践できることとは遠いですが
きっと
ヨガに携わった時点でそこに「氣」が向き始めたということですね
一生かけて実践する努力をしてもいいじゃないですかね
私にも みなさまの周りにも きっとお手本となる人がいるから
少しずつすすんでいきましょうね^^
楽しみ学びながら
★★★「8支則アシュタンガ」についてはゆっくりと書いていきますね
今日も有難う御座います